【学び】新任管理職に知ってほしい「現実を変え、『思い』を実現するためのたった1つの方法」

学び/インプット

このブログでご紹介する“学び”の1番初めは、「インプットとアウトプット」についてです。

これは、僕がブログを始めるきっかけとなった「学びを結果に変えるアウトプット大全」(サンクチュアリ出版)を読ませていただき、僕が得た最大の“学び”です。

次のような人に、この記事を読んでいただけると嬉しいです。

・管理職や上司として職場に課題や悩みを感じている人

・ビジネス本や自己啓発本を読むのが好きで、「インプット」多めの人

インプットの効果

僕が考えるインプットとは?

「インプット」は、「知識や情報を得ること」という意味で使われています。

僕も本から多くのインプット―学びや気づき―をいただいています。

「学びや気づき」をもう少し広げて、まわりの環境・世界と接することで自分の中に生じる「感情」や「思い」もインプットであると、僕は考えています。

職場からインプットを受けた僕がしたこと

管理職1年目の僕は、職場から多くのインプットを受けました。

新しい「知識や情報」はもちろんですが、次のような管理職としての悩みや課題感の方が大きかったです。


・組織目標に向けて、どうメンバーを率いていけばよいか(率いていきたい)

・メンバーをどうしたら育成できるか(育成していきたい)

・職場の人間関係やコミュニケーションをどう良くしていくか(良くしていきたい)

・管理職として自分は役割を果たせていないのではないか(果たしていきたい)


僕は、マネジメントやコーチングなどのビジネス本・自己啓発本を読むのが好きだったので、これらの職場から受けた、「感情・思い」(インプット)を「知識や情報を得ること」(インプット)で実現しようとしました。

インプット+インプットの結果

時間をかけて、様々な本を読み、多くの「知識や情報」を僕は得ることができました。

その結果、「そうか、そういうことだったのか!」と頭がスッキリしました。

自分の間違いにも、気がつくことができました。

「知識や情報を得ること」で、悩みや不安は減りました。

しかし、当たり前ですが、それだけでは、現実の職場に変化は起きません。

職場に対する「感情・思い」は、頭の中に残ったままです。

むしろ、新たに得た知識の分、頭の中と現実との差は広がり、「こうしなければいけない」という僕の「感情・思い」は強くなりました。

インプットの効果

この経験から、自分の「感情・思い」の実現に向けて、「インプット」―知識や情報の習得―だけをすると、現実は変わらないまま、その「感情・思い」だけが強くなることに僕は気づきました。

アウトプットとは

管理職としての自分に、課題を強く感じていた僕は次の本を読みました。

「学びを結果に変えるアウトプット大全」(サンクチュアリ出版)

この本の次の一節をヒントに、僕がすべきことについて考えることができました。

インプットは「脳内世界」が変化するだけ。

アウトプットして初めて「現実世界」を変えることができます。<略>

「賢くなりたい」のではなく「変わりたい」なら行動あるのみ。

引用元「学びを結果に変えるアウトプット大全」<著者:樺沢紫苑>(サンクチュアリ出版)

インプットを受けたらアウトプットする

知識や情報の習得は、頭の中や「感情・思い」を変化させることはできますが、現実を変えることはできません。

「感情・思い」のインプットを受けたときに必要なことは、頭の中だけで完結せず、そのインプットを自分の外に出すアウトプット―「思い」を伝えたり、行動し、何らかの影響を現実に及ぼすこと―だと僕は気づきました。

僕は、インプットに時間をかけ過ぎていて、アウトプットが全く足りていなかったのです。

アウトプットに必要なこと

僕は、アウトプットの重要性に気づくことができました。

しかしながら、実際に「思い」を誰かに伝えたり、行動しようとすると、様々な「アウトプットを邪魔する感情・思い」―これも自分へのインプットと言えます―が生じると思います。

これらの一見マイナスの「感情・思い」を自分の中でプラスに昇華して、アウトプットする必要があると僕は考えます。

「変わるべきなのは相手」という考えをやめること

自分に「正しさ」や「ちゃんとできている」という思いがあるとき、「変わるべきなのは相手の方」という考えになりがちです。

この考えは、自分からの行動や歩み寄りを妨げます。

その相手も含めた「現実」を変えられるのは「自分の行動」だけなので、相手ではなく、「自分がすべきこと」に目を向ける機会と捉えることが大切だと僕は考えます。

悪い結果を恐れないこと

アウトプットすれば、何らかの反応があります。

それは、失敗や批判などの悪い結果かもしれません。

「悪い結果になるかもしれない」という「恐れ」は、行動を妨げます。

でも、アウトプットしなければ、「現実は絶対に変わらない」と僕は考えます。

その失敗や批判は「新たなインプット」「現実の一時的な変化」であると受け取る覚悟が大切だと僕は考えます。

「やっぱり変わらない」と諦めないこと

アウトプットしてみても、変化がすぐに表れるとは限りません。

手応えがなく、「やっぱり変わらない」という諦めは、次の行動を妨げます。

でも「僕のアウトプット」は、「誰かのインプット」になっていると考えます。

「現実の変化」として、目に見えなくても、「誰かの頭の中」は変化していて、いずれ「誰かのアウトプット」になると信じることが大切だと僕は考えます。

僕が考えるアウトプットとは

アウトプットとは、「行動」という意味で使われています。

アウトプットについて、僕は次のように考えます。


・自分が「思い」を伝え、行動すれば、ほんの少し現実が変わる

・一時的に悪い変化が起きたとしても、それは次のアウトプットのための「インプット」

・現実の小さな変化の積み重ねが「思い」を実現する


現実を変え、「思い」を実現するためのたった1つの方法

以上のことから、僕が学んだ「思い」を実現するための方法は、次のとおりです。


✓ 「実現したい」や「現実を変えたい」という「インプット」を受けたときは、自分の「思い」を伝え、行動する「アウトプット」に必ずつなげること

✓ そのアウトプットによる「変化」を受け取り、行動し続けること


本から得た学びを実践し、より良い明日、

より良い世の中に。

※この記事は、2024年3月18日の記事「【学び】インプットからアウトプットへ」をリライトしたものです。

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