僕が“学び・気づき”の実践から得たこと
今回は、新年度が始まるこの4月、
必ず行われる「新年度あいさつ」について、
本から得た“気づき”の実践として、
考えたこと、得たことの話です。
僕は、“気づき”の実践として、
次のこと、「メンバーの関心事」に答えることを「新年度あいさつ」のルールとしました。
メンバーの最大の関心ごと、
無言の「問いかけ」である、
✓ 「あなたは、この1年で、何をしようとしているのか?」
✓ 「あなたは、この1年で、私たちに何を与えてくれるのか?」
まずは、これに「答える」こと。
この記事を読んでほしい人
僕と同じような次の人に、この記事を読んでいただけると嬉しいです。
・新年度あいさつ、就任あいさつの機会がある管理職・上司の人
僕が実践した“気づき”
僕は、次の本の一節から得た“気づき”の実践として、
新年度あいさつは、「自分の役割」を伝えることだけにしました。
まず論点(質問)に答える
VS
思いつくままに話す質問に関係無いような「ウダウダ」を言うのは、論点に答えてから!
引用元「コンサルが「最初の3年間」で学ぶコト 知らないと一生後悔する99のスキルと5の挑戦」<著者:高松智史>(ソシム株式会社)
僕が実践したこと、考えたこと
新年度が始まるこの4月、
必ず行われる「新年度あいさつ」
管理職の皆様、どんなことを話していますか?
新しい赴任先だったり、
メンバーの入れ替えがあったり、
環境の変化が必ずありますよね。
ちょうど1年前、
新任の課長として
今の職場に赴任してきたとき、
課内の始業時の僕のあいさつは、
簡単な自己紹介の後、
・チームワークを大事に仕事をしてほしい
・マニュアル、手順書をしっかり確認し、基本に忠実に仕事をしてほしい
・わからないことは、曖昧なまま進めず、しっかり確認してからにしてほしい
・自分や近しい人の健康に気づかってほしい
などなど、
「◯◯してほしい」のオンパレード
新任課長として、何とか円滑に仕事を
進めなければという気負いがありました。
今から思えば、誰も新年度の初めから、
そんな話を聞きたいわけがない。
メンバーみんなが聞きたいのは、
そこじゃない。
みんなの関心があるのは、
・この課長は、一体、何を自分たちに、させようとしているのか?
・この課長についていくと、自分たちに、どんな良いことがあるのか?
この2つが、メンバー目線での論点(質問)ですよね。
今年度の4月のあいさつを考えているときに、「コンサルが「最初の3年間」で学ぶコト 知らないと一生後悔する99のスキルと5の挑戦」(ソシム株式会社)の次の一節を思い出しました。
まず論点(質問)に答える
VS
思いつくままに話す質問に関係無いような「ウダウダ」を言うのは、論点に答えてから!
引用元「コンサルが「最初の3年間」で学ぶコト 知らないと一生後悔する99のスキルと5の挑戦」<著者:高松智史>(ソシム株式会社)
今年度の4月のあいさつでは、
これを忠実に守りました。
一切、「◯◯してほしい」のような
業務方針的、注意的なことには触れず、
メンバーの最大の関心ごと、
無言の「問いかけ」である、
✓ 「あなたは、この1年で、何をしようとしているのか?」
✓ 「あなたは、この1年で、私たちに何を与えてくれるのか?」
まずは、これに答えることだけをしました。
具体的には、
・メンバーが職場で“強み”を発揮できる環境を作ること
・メンバーが成長を実感できること
この2つが僕の役割であることを
自分の言葉で、丁寧に伝えました。
「自分」の関心ごとではなく、
「メンバーの関心事」に注意を向けて、
管理職としての僕の役割を
果たしていきたい。
そんな意思表明=新年度あいさつ
でした。
本から得た学びを実践し、より良い明日、
より良い世の中に。
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